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ナースメッセージ

業者さんと患者さん、どちらも大切なお客様!
2015年 02月 09日
 みなさん、こんにちは!今日は業者さんに対しての当院での考え方をご紹介します。先ず始めに業者さんって?そう、例えば○○薬品さん等々。人と動物の両方のお薬を扱う薬品会社さんもあれば動物専門の薬品会社さんもあります。そして、業者さんはそれだけではなくて、ここ橋本動物病院を運営していく上でなくてはならないサポートやサービスを行ってくれる人達すべてを含みます。
 先ず、当院では新人スタッフが加入すると最初に「橋本動物病院ガイドライン」を徹底的に勉強させます。その中でとっても大切にしている一つに「業者さんに対する考え方!」って項目があるんです。すなわち、業者さんと私たち病院スタッフはパートナーなんだという考え方であり、みんなでワンちゃん、ネコちゃんたちが健康になるために頑張っている、すなわちチームだと。以下に当院クレドの一節をご紹介いたします。
「私たちは業者さんをパートナーと考え、橋本クオリティをともに実現します」
そんな感じで日々当院での時間が流れて行くのですが、時々「業者さんと患者さんはどっちが優先?」と訊かれることがあります。でも、私たちの答えに迷いはありません。すなわち、私たちにとって、どちらも大切なお客様なんです。ですからプライオリティ「優先順位」はつけられません!
橋本院長は言います。「僕たちがこうやって仕事が出来るのも業者さんがお薬を運んで来てくれるからなんだよ。」
よく、業者さんが待合室でえんえんと立ったまま先生との面会を待っているシーンを見かけることがあります。もちろん、人・動物問わず病院の仕事はとっても忙しいけど「待合室で待っているのが業者さんのお仕事ではありません、患者さんと同じくらいにもてなしなさい!」と常に橋本院長が私たちに口酸っぱく言います。だからこそ、橋本動物病院では業者さんには直ぐに中に入ってもらい「ウェルカムドリンク」で労をねぎらいます。同時に橋本院長はどんなに忙しくてもよっぽどでなければ業者さんとの面会は欠かしません。いつも5分でお昼ごはんを済ませる院長ですが、たまたま業者さんがみえた時は一口でストップして普段通りに面会しています。仮に面会できなかった業者さんには後でお詫びの電話を入れたり、先日は自筆で「ごめんなさい」の葉書きを書いていました。でも、そこいら辺は各院長先生の考え方で様々です。たまたま橋本院長はその様に考え、行動しているだけでして…。
 でも、そんなこんなで当院担当になっている業者さんには私たちが評判の様で心をこめて淹れたお茶や珈琲をとっても美味しそうに飲んでくれます。「本当は不味いのかも?(笑)」そして、「ここのスタッフさんはとっても素晴らしい人たちばかりだね!」とも褒めてくれます。橋本院長がすかさず「おいおい、あんまりおだてないでくれよ!褒めても何にも買わないよ。」と業者さんに一言。「いやあ、お世辞抜きですよ〜。」と業者さん。
「ありがとう、じゃあ、額面どおり受け取っておくね、でも、当院のスタッフは自慢できるよ、ああ、院長馬鹿ですが!」
 最後に当院ではもう一つ業者さんをお出迎えする際に自然と出来たルールがあります。それは「○○薬品さん」ではなく、「○○さん!」そして「ご苦労様です。」ではなく「ありがとうございます!」といつしかこの様に。
 また、私が未だ入社したばっかりの頃だったかなあ?ちょっと忘れましたが、その頃、研修医の先生たちに院長が「いいか、自分たちより年上の業者さんが年端もいかない君たちに頭を下げるのは、君たちに下げているのではないぞ、仕事で仕方なくだぞ!勘違いするなよ、彼らは人生の先輩だからその辺を忘れない様に、そして尊敬し彼らから多くのことを学びなさい。」って教えていたことを鮮明に記憶しています。確かにこういう事は獣医大学の講義では教わって来なかった筈だから勤務した所の院長の考え方でその研修医のその後は大きく左右されると思います。すなわち、院長いかんで「ただの優秀な医者」に終わるか「いい医者」になれるかって事なんです。但し、研修医側にそれを受け取るだけのアンテナがあることを前提の話しですが・・・。
 業者さんに学ぶことってとっても多い気がします。今後とも業者さんとともに橋本クオリティ実現に向けて力を合わせて行きたいと思います。


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