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ナースメッセージ

お客様からスタッフに!
2015年 04月 13日
いよいよ、新人二人が3/21より正式入社してきました。動物看護師長の私もお手本にならないといけませんから何事にも気が抜けません。今まで少ない人数で頑張って来たので取りあえず人数的にはひと安心、いやまだまだ・・・。すなわち、新人では最初から一人前ではありませんから。また、新人加入時期は動物病院業界のオンシーズンと重なるため、手際の悪さから患者様にご迷惑がかからない様にしっかりと教育もしていかないと・・・。う〜ん、何とも!
 ここ橋本動物病院では、実習生に対して実習中は「お客様扱い」をしますが、一度「社員」として正式入社した時点から一気にお客様扱いではなくなります。つまり、責任ある一人の社員として厳しく対応していくのです。これは一般企業なら当たり前の話ですよね。この時点で残れるスタッフか否かの“ふるい”にかけられる訳なんです。例えば言葉遣い一つとっても実習中は何も課せられませんが、社員になった時点から、以前ご紹介したTRB「Take Root Below:根を張る」が新人たちには始まりますから他のスタッフに対して「○○さん」ではなくて「○○先輩」となります。これを一年間、継続していくのです。まさに体育会系。お昼を取る時も先輩方に一言「お先にお昼頂きます!」等の声かけをしてから昼食に入ります。そして“OFA”と言うノートに一年間毎日、日々における「仕事の楽しかった事」、「自信がついた事」、「反省点」を記入して先輩方に提出し、コメントをもらいます。また、このノート、即ちOFAは、明日への自信、そして一年後には人生の宝物となります。もちろん、私が入った頃からこのTRB教育があった訳ではありません。ここ最近になって始まりました。やはり、組織全体が上手くやって行くには飛び抜けた能力よりも協調性がある方が断然優先度は高いのです。だからこそ、このTRB教育である程度ここ橋本動物病院の文化に自身が合うか否かが実感でき、今後、やっていけそうかも判断出来るいい機会になる訳です。TRBをクリアした時点でTRBマスターとなり次の新人教育を任されます。ですから一年後に各自どの様に成長しているか其々楽しみだと思います。
 “協調性”と“謙虚さ”は非常に重要でこれは「成長へのパスポート」となる訳なんです。当たり前の様で難しい事ですが、これらをさらっと出来るようになると正に一人前、うん、スーパー動物看護師?「あっ、言い過ぎました。」でも、ここで!実は、橋本院長は動物看護スキルがどうのこうのはそれほど言いません。もちろん、動物看護師としてとっても大切な事なんですが。でも、ここ橋本動物病院では「すごい事が出来る人」よりも「当り前の事が出来た人」の方を評価するんですね。そう、「出来る人」より「出来た人」なんでしょうね。
 新人二人にはTRB研修は大変だと思いますが、いい経験として栄養にしていって欲しいです。もちろん、健康が一番大切です。体に気をつけてこの一年間を乗り切って欲しいです。


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