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ナースメッセージ

リーダーシップは“トップダウン”と“ボトムアップ”で?
2015年 02月 03日
 みなさん、こんにちは!最近は寒くって未だ春遠し?なんでしょうか?でも、子供の頃はこのくらい当たり前に寒かったんですよね?そんなこんなで懐かしくなって、さっそく田んぼの土手まで駆け上がり、氷が張っていないかなあ、と散策に行ってきました。うん、張っていました!なんか宝くじ当たったよりもうれしいかも・・・。
 では、前置きが長くなりましたが本題に入ります。実は当院も来年度は動物看護師の新人二名が加入することになっています。でも、新しいスタッフが増えるってことはそれだけ教えなければならないし、人口密度と言うか人間関係も増える訳だし・・・。昔、GGC会議で“江戸しぐさ”をみんなで検討したんです。その時に江戸は「人間:にんげん」を「人間:じんかん」と読ませたそうなんですね。へえ〜、すごいなあ!今の東京よりもよっぽど人口密度が高かった江戸、だからこそ、庶民によって語り継がれる“江戸しぐさ”って文化で上手くそして粋に人間関係を保ってきたんですね。先人の知恵には脱帽です。まして、「人間:にんげん」を「人間:じんかん」と読ませるところはほんとうに粋ですねえ〜!
 では、当院に戻して今日は「リーダー」たるものは?と少々難解なテーマで書いてしまいます。例えば身近だと橋本院長が良くも悪くもリーダーシップを発揮?していますが、ある時、橋本院長とリーダーシップについてとことん話してみました。
 橋本院長によるとリーダーシップの要は“トップダウン”と“ボトムアップ”で舵取りすることだそうです!何だかよく分からない意味不明な・・・。でも、来年から私も後輩が入るので何とか理屈だけでも分かっておかなければ・・・。よし、もうちょと・・・。で、「上手く言うのは難しいけど、次の点にポイントを置いてみたら・・・!」と。
 リーダーシップってよくイメージからして“ぐいぐい”と引っ張って・・・。と想像してしまいがちだけど、それだけでは何にもならないんだ。【但しスタッフの命がかかる現場は除きます:この場合スタッフの安全確保のためにもトップダウンだけの組織になるのは必然です】
ここでは、一般的な組織においてを前提とします。
トップダウン「強制」だけでは常にやらされ感があり、モチベーションが高い状態になりにくい。じゃあ、最近流行りのサーバントリーダーは?実は・・・、それだけでも駄目で、リーダーと言う役目において半分しか担っていないことになる。サーバントリーダーだと縁の下の力持ちだけを行うリーダーと言うことになろうか!それだと余りにもスタッフ各々に権限委譲がされすぎていて、個性重視が過ぎることになり、いざという時、すなわち、緊急性の高い対応を要求されるシーンでは、あたふたしてしまって組織として一枚岩になることが難しい。
 だからこそ、トップダウンとボトムアップ、両方向からのリーダーシップが不可欠になる。平たく言えばリーダーシップのポイントは、ある時は“トップダウン”で適切な指示を出すこと、またある時は“ボトムアップ”でスタッフに筆と硯の提供を行い、黒子役として環境整備に徹すること、すなわち、スタッフ各々に内在する力を思い切り出してもらう、・・・、そんな感じかな。特に経営者にとって難しいのは次のことなんだ。つまり、スタッフにエンパワーメント「権限委譲」してその活躍ぶりを遠くからぼんやりと眺めて、方向性が違わない限り、口をはさまないこと。これは従来のリーダーシップ像にはなかったイメージだからやはり難しい。でも、エンパワーメントしていくとスタッフによる自発回転が自然に起こり、効率や内容がどんどんよくなる傾向があるんだね。でも、放任とは勘違いしないで欲しい。放任はリーダーシップの放棄であり、あくまでも要所は押さえてそれ以外は口をはさまない、それが黒子役「ボトムアップ」のリーダーシップなんだよね。これらトップダウンとボトムアップを併用することによって相乗効果が起こり、スタッフが活き活きとしてくるんだ。こんな感じだけど…。
 ふ〜ん、何か難しい。でも、これから動物看護師の先輩として新人二人含め橋本院長に訊いたリーダーシップのポイントを有効活用して動物看護師教育に励んで行きます。何か難しいけど・・。まあ、マイペースで頑張ります。


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