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ナースメッセージ

患者さんが“ノー”を言いやすい雰囲気を!
2015年 02月 03日
 こんにちは!実は今日の診察である患者さんに橋本院長が良かれと思って一つの治療を提案したのですが、思いっきり患者さんに駄目だしくらっていました。結局、別の治療を行うことになった訳ですけど、橋本院長は自身の提案した治療を断られたにも関わらず、どこかすがすがしい感じだったので不思議に思い、帰り際に質問しちゃいました。「院長、今日○○さんに院長が提案したけど断られていましたよね?」「ああ!」「でも、院長ニコニコしていますが、何でなんですか?」「へえ、するどいねえ!」「えっ、だって治療方針を断られて喜んでいる獣医さんなんて聞いたことありませんから」「それはそうだろうけど・・・」
 「医師の一人前の定義は患者さんが自身の治療提案に“いいえ”と答えた時なんだ、あっ、もちろん、これはあくまでも僕自身の中での定義だけどね、つまり、何でも自身の提案に患者さんが“はい:yes”と答えているうちは、きっと本音が医師に言えていないんだね、だから僕は“いいえ:no”が言いやすい雰囲気を作ろうと常々思っているんだ、言い方を変えれば、患者さんが“yes”と答えているうちは一人前とは言えないんだ、“no”と言われてやっと一人前の仲間入りかな?あっ、僕は全然一人前ではないけどね、今日の診察でちょっぴりその入り口が見えたかな?っと思ったんだ。」「だから院長は喜んでいる様に見えたんですね!」「そういうこと。」
 そんな訳で私自身も謎が解けてスッキリです。何か奥が深いと言うか院長のこだわりなのかなあ?でも、橋本クオリティの一節に「NOが言いやすい雰囲気をつくれる」っていうのがあるんですね。これは動物医療だけではなくすべてのことに共通することだからとっても大切、って今更ながらに思います。よし、これは自分の栄養にするぞ!


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